ICOとは?ICOの本質とは?!

ICOの本来の目的

ICOとは、Initial Coin Offeringの略です。

ICOの実行主体にとって、ICOの目的は、何かのプロジェクトを実施するための資金を調達することです。
ここが最も重要なところで、あくまで、プロジェクトありき、です。
ICOをしてお金を集めること自体は、目的ではありません。
実現したいものがないもしくは、実現する気がないのに、資金調達をする行為は、詐欺SCAMであり、ICOではありません。ICOとは、プロジェクトを実現することを目的とした初期資金の調達です。

また、投資家も、ICOのプロジェクトに出資して、取引所上場での価格上昇で利益を狙うことは、ICOの本来の姿ではありません。
ICOで発行されたトークンを実際に利用するために保有する、より多くの人がサービス内でトークンを使うことによって需要が高まり、価値が上がる、ということが本来の姿です。
トークンとは、あるサービスにアクセスするための権利のようなものです。

IPOとICOの違い

同じパブリックセールをする、IPOとICOの違いを比較してみましょう。

発行元にとってIPOではなく、ICOでプロジェクトの資金調達をするメリットは2点です。
1.ICOと違って時間がかからない
IPOは、業績を出してからの資金調達で、かつ、2年以上の多大な準備のための時間がかかるが、
ICOは、初期のフェーズでも利用可能です。

2.出資者のサービスの利用者増加に対するモチベーションが強い
IPOは所有権を表す株式を提供するが、ICOはサービスの利用権などの何かしらの権利を提供します
また、ICOの価値向上は、皆がそのトークンを利用する(もしくは利用する期待をする)ことによって需要が拡大し、トークン価格が上がるため、利用者を増やそうとします。

現在のICOの問題点

現在の多くのICOは、「人気取りゲーム」になっています。
ICOの発行者のモチベーションは、ICOでトークンをたくさん売りたい+トークンが上場することで儲かる
ICOの参加者のモチベーションは、トークンが上場することで儲かって売りたい

つまり、ここには、プロジェクトを成功させたい、というモチベーションが一切ありません。
このやり方だと、一見最初はWin-winが成り立っているのですが、最後に、トークンを持っている人が痛い目に合うのです。これは、まさに、バブルにすぎません。
自分はICOをした後、すぐに売り抜ければいいと思いますが、皆それに気づいているので、上場した瞬間にほとんど値が付かずに、あっという間に価格が下がります。

結局、本来の姿とは違う、プロジェクトの成功にコミットしていない状況のICOでは、トークンの発行者だけが儲かる構造になります。

トークンの発行者は、ICOでトークンを売るためにはマーケティングで人を集める必要があるのですが、それにはお金がかかります。また、そういうトークンは利用価値がないので、トークンを取引所で上場させるためには、取引所に多額のお金を払う必要があります。これには資本が必要です。お金を持っている人が、ICOを使って、さらにお金を巻き取る、という構造になってしまっています。本来のDecentralizedとはかけ離れた世界ですね。

日本の法律上、ICOで発行されるトークンは有価証券ではなく、前払式支払い手段でもない設計になっているはずです。配当や金額で換算可能な利用権でのリターンはできません。暗号通貨をベースにした、購入型のクラウドファンディングのようなものです。では、何が価値の厳選かというと、やっぱり、多くの人がそのサービスを利用することで、サービスのネットワーク効果が生まれ、サービスのアクセス権であるトークンの価値が上がることにあります。

投資家としてどのように行動すればよいか

ICOに出資する際に、周りの情報に流されずに、自分の目でしっかりと精査することが必要です。

  1. プロジェクトの内容に社会的な意義があり、現実的で、実行プランがしっかりしているか
  2. プロジェクトを実現するために必要なメンバーとアドバイザーが揃っていて、コミットしているか
  3. トークンの利用用途があるか
  4. トークンのネットワーク効果が期待されるか

詳細の内容は、こちらのプログで順次発信していく予定です。

 

 

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ICOとは?ICOの本質とは?!” に対して1件のコメントがあります。

  1. とみます より:

    プロジェクトわくわくしますね。
    これからの発信を楽しみにしています!!

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